keichan’s blog

私が想ったことを想ったままに♪

創学350年を迎えた『旧閑谷学校 』in Okayama


こんにちは。

keichanです♪ 

 

前回のブログでご紹介した『田倉牛神社』からほど近い素敵な名所と岡山OKAYAMAの素敵なトラベルブックも併せて、ご紹介したいと思います。

 

おしゃれな鬼デザインの表紙(●^o^●)

 「design travel 岡山 OKAYAMA」 

d design travel OKAYAMA

d design travel OKAYAMA

  • 発売日: 2020/10/16
  • メディア: 単行本
 

 

編集長後記によると

こちらの「岡山号」は製作費の一部を、

本書初のクラウドファンディングを利用した資金集めから始められたそうです。

支援があっての発行、多くの人の思いがこもっている一冊。

 

47都道府県を制覇するべく、今もなお奮闘されているそうです。

普通の旅行ガイドとは色んな面で違うので、

岡山県民が見ても十分楽しめると思います。

 

表紙の「鬼」に見覚えがおる方もいませんか?

 

岡山の代表的なおみやげ

『元祖 きびだんご』パッケージキャラクターデザイン。

童話作家五味太郎さんのイラストのなかの鬼です。 

 

 

主人公の「桃太郎」ではなく、

あえて「鬼」を表紙に選んだところ私は好きです。

 

 私が「鬼」好きになった桃太郎伝説は、

以前『吉備津神社』をご紹介するときにお話しています。

桃太郎 伝説には続きがあったんです。

 

keichan2020.hatenablog.com

 

 

さて、本題。

 今回の観光名所 は

「 design travel 岡山 OKAYAMA 」にも掲載されています

 

『 旧閑谷学校 』 in Okayama

shizutani.jp

所在地/岡山県備前市閑谷784

 

 

f:id:keichan2020:20201214133341j:image

 

 

駐車場周辺でさえ紅葉が美しくテンション上がります。

 f:id:keichan2020:20201214133440j:image

 

駐車場から見た風景

 

f:id:keichan2020:20201214133503j:image

 

「旧閑谷学校」として特別史跡に指定され、↓こちらの講堂は国宝となっています。

f:id:keichan2020:20201214133301j:image

ここ閑谷学校(しずたにがっこう)は、

江戸時代前期の寛文10年(1670年)

「山水清閑、宜しく読書講学すべき地」と称賛した

岡山藩主/池田光正(いけだみつまさ)によって開かれた

日本最古の庶民の為の公立学校。

 

【学ぶ】

1と6がつく日にには儒教の講義が行われていました。

儒学2500年ほど昔の中国の学者「孔子」と弟子との問答をまとめた

論語

「子曰く、巧言令色、鮮なし仁」

「子曰く、義を見てせざるは勇無きなり」

「子曰く、学んで思わざれば則ちくらし、思うて学ばざれば則ち殆うし」

「子曰く、君子はこれを己に求め、小人はこれを人に求む」

 

儒学』とは、人を思いやる心、仁や礼の教えを大切にしていて、自分にして欲しくないことは人にしない。学ぶだけではなく、自分で考えることが大切。何事もすぐ人のせいにしたり、人を当てにしたりするのではなく、まず自分に問うてみましょう!と。

人としての在り方、生き方を考えるヒントを教えてくれています。


f:id:keichan2020:20201214213040j:image

 

【建築】

350年たった今もなお、美しいその姿を見せてくれているのは

建築工事の指揮を執った岡山藩士/津田永忠(つだながただ)の工夫が

至る所で発揮されているからだそうです。

 

備前焼の瓦

一般的に瓦は寿命60年といわれているのに対し、撥水性と耐久性に優れた備前焼の瓦を用いて300年経過した今なおほぼ割れていない。さらに、壁土を使わず、木材に引っ掛けて瓦を葺いているので、土の風化も心配無用。

 

和風セメント

基礎の部分には地面からの湿気を防ぐために和風のセメントを使用。

 

火灯窓

講堂の内部は、10本のケヤキの円柱に支えられていて、上部がアーチのような形の火灯窓(かとうまど)が張り巡らされています。

 

拭き漆

そこから入る光が、透明な漆を刷り込んだ拭き漆(ふきうるし)で仕上げられた床板に反射されて、なんとも幻想的な美しさです。

 

切込ハギの石塀

学校全体を取り囲む石塀(せきへい)は、高さ2メートル・幅が1.8メートルのかまぼこ型で、全長765メートル(隣接する椿山を含むと846メートル)にもなります。

江戸時代に考案された「切込ハギ(きりこみはぎ)」という石を加工して、隙間なく巧妙に組み合わせる技術が使われています。

特筆すべきは、石についた土や種を念入りに洗い流して、隙間なく密着させることによって350年たった今でも隙間から草1本生えていないことです。

 

2020年創学350年を迎えた旧閑谷学校


f:id:keichan2020:20201214213503j:image

10月3日の記念式典を皮切りに落語、プロジェクションマッピング

などイベント盛りたくさん開催されていたらしく。。。

最近では、

櫂の木のライトアップ 11/7~15 午後6~8時

11月頃に赤や黄色色ずいた櫂の木が見ごろを迎えライトアップされていたそうですが、

すっかり見ごろ過ぎていました( ;∀;)

売店もでて「カキオコ」「かきごろごろ弁当」が並んだとか。。。

 

↓遠くの男性が写真を撮ってるいるのが、ライトアップされた櫂の木。

f:id:keichan2020:20201214133324j:image

一度は入ったことがあるのとショックすぎて入場する元気が出ませんでしたが、

ぜひぜひ皆さん一度は、その目で国宝の講堂を味わってみてください。

ただ一般入場では、講堂内までは入れず、廊下から見ることになるのが少し残念なところなんですが。

 

内部の写真なく、申し訳ございません( TДT)

 

気を取り直して

せっかくの小春日和、運動がてら周りを散策してみました♪

f:id:keichan2020:20201214133412j:image

 

 附椿山、石門、津田永忠宅跡を超えた先にある

「黄葉亭」を目指して歩きました。

 

f:id:keichan2020:20201214182728j:image

 

来客の応接や教職員・生徒の憩いの場

黄葉亭 koyotei

f:id:keichan2020:20201214182752j:image
雨漏りかな、、、


 

観光地へ行く前に

「公式ホームページ」は見ておこう。

と学んだ一日でありました(笑)

 

 

つたないご案内となってしまいましたが、

本日もお付き合い

感謝♪

 

 

おまけ

「 design travel 岡山 OKAYAMA 」

裏表紙デザインもステキなんです✨

f:id:keichan2020:20201214184532j:image

 

子供のころ、

よく母に読んでもらって笑った

五味太郎さんの絵本「みんなうんち」 

懐かしくてなんか泣けました( ;∀;)

みんなうんち (かがくのとも絵本)

みんなうんち (かがくのとも絵本)

  • 作者:五味 太郎
  • 発売日: 1981/02/02
  • メディア: 大型本