いつもの食材で『おうち薬膳yakuzen』
食養生で心と体を健やかに
こんばんは。
keichanです♪
『薬膳yakuzen』正式には中医栄養薬膳学
中国四千年の知恵が教えてくれる陰陽五行の健康バランス食。
小難しく感じるけど
「薬膳」って
ざっくり言えば、いつもの食材を
「季節」や「体質」にあわせてつくる
美味しい食事のこと。
風邪気味のときに生姜湯のむのも立派な「薬膳」
そう考えると、とっても身近なものに思えてきます。
薬膳で基本となる考え方
「陰陽」
イメージとしては昼と夜を表す言葉
「陰」冷やす食材「陽」温める食材
「陰」に傾けば体が冷えて重くなり節々が痛む
反対に
「陽」に傾けば肌が乾燥したり吹き出物が出る
その他の食材を上手に組み合わせていくことが大切
「五行」
自然界の物質を5つ「木・火・土・金・水」に分けた言葉
五臓(肝・心・碑・肺・腎)
五味(酸・苦・甘・辛・鹹)鹹=塩辛い味
季節(春・夏・梅雨・秋・冬)
簡単な
薬膳体質チェック
ℚ.1 暑がり 寒がり
A 暑いのが苦手
B どちらでもない
Ⅽ 冷房寒いのが苦手
ℚ.2 飲食
A 冷たい飲食を好む
B どちらでもない
Ⅽ 温かい飲食を好む
ℚ.3 熱っぽい 冷える
A ほてり、のぼせ、顔が赤い
B どちらでもない
Ⅽ お腹、手足が冷えやすい
ℚ.4 情緒
A イライラしやすい
B どちらでもない
Ⅽ クヨクヨ思い悩む
ℚ.5 体力
A 体力があり、つい無理をしてしまう
B どちらでもない
Ⅽ 疲れやすく、体力に自信がない
≪結果≫
・Aが多い方は暑がり体質
・Bが多い方は標準体質
・Ⅽが多い方は冷え体質
私はやっぱり「冷え体質」でした。
ヘルシー志向の人、特に女性は『冷え体質』の人が多く、胃腸の機能が弱いので、スーパーフード(ビタミン・ミネラル・カルシウムの多い)をとっても栄養素を吸収しづらい。他にも生野菜・グリーンスムージー・朝のフルーツも気をつけたい。
(薬膳的にはバナナは体を冷やす食材とされている)
『冷え体質』のかたが冷やす食材をとると、消化できないので栄養にならず、停滞させてさらに冷やす。胃腸の機能は衰え、便秘にもなりやすく余計太りやすくなる。
あたためる食べ物を積極的にとって
冬に育つ野菜・冬に食べる郷土料理
その土地の旬のものを食べよう!
似た食材でも大根よりもカブがおすすめ
大根なら煮物など温めて食べてほしい
さらに薬味ねぎ・しょうがを使うと◎
花粉などアレルギー体質の方
キノコ・豆類・イモ類
胃腸の状態がよくなるので、栄養素が吸収しやすくなって免疫力があがる。機能低下したときには、甘い物を欲するといわれている。弱っているときに、過剰に甘いもの・辛いもの・アルコールなどは粘膜を刺激するので避けよう。
『陰陽五行』
身体が欲するもので、
弱った場所がわかる。
内臓が疲れているサイン
酸っぱいもの ⇒肝機能
苦味 ⇒心臓
甘いもの ⇒胃腸
辛いもの ⇒肺
塩辛いもの ⇒腎機能
現代病
目の疲れや首や肩のこりには、
血液や気の巡り、
水分代謝をよくする食べ物を!
紫蘇・本葛(粉)の葛湯
オレンジなど柑橘系の皮で香りをプラス
心の不調
イライラによい食べ物
★香り酸味で、気を巡らせる(理気薬)
香味野菜
(春菊・セロリ・セリ・紫蘇・ニラ・ネギ・ミョウガ・ショウガ・三つ葉・パセリなど)
柑橘類
(レモン・みかん・ゆず・グレープフルーツなど)
香りのよいお花
(ジャスミン・ミント・菊花・ラベンダーなど)
不安感・心配によい食べ物
グルタミン酸で脳を活性化
(昆布・かつお節・ひじき・たら・牡蠣)
緑の野菜
(小松菜・ほうれん草・ニラ)
青背の魚
(サバ・イワシ・さんま・アジ)
なつめ・ゆりねなど
くよくよ・落ち込みによい食べ物
体をあたため気を上げる
唐辛子・七味唐辛子・こしょう・わさび・からし
にんにく・ねぎ・たまねぎ・しょうが・紫蘇
だるい・やる気がでないときによい食べ物
芋類・豆類・肉類(脂分は除く)・魚介類・(高麗)人参
体質に合った食事をバランスよく
適度な運動も