keichan’s blog

私が想ったことを想ったままに♪

『神社めぐり』吉備津神社(岡山県)①

おはようございます。

keichan です♪

 

 

秋晴れの気持ちの良い朝✨

桃太郎のモデルともいわれる吉備津彦名命を祀られているパワースポット

吉備津神社へパワーを頂きに行ってきました 🚗


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岡山県から広島東部(古代 吉備国)にかけて

「吉備津」と名の付く神社は3つあります。

吉備国が7世紀後半に備前・備中・備後の3つにわけられ

それぞれの一宮になる

 

吉備国の真ん中に「吉備津神社備中国吉備国全体の総鎮守だった)

そこから古墳のある山をはさんで東1.5mほどにある「吉備津彦神社」備前国

ぐっと西に離れて広島県福山市にも「吉備津神社備後国

 

訪れたのは真ん中の 

備中国一之宮「吉備津神社

今回は車🚗で来ました。(無料駐車場450台あり)第一駐車場↓

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電車だと最寄り駅 JR吉備線(愛称:桃太郎線)の吉備津駅

駅を出て左にある鳥居⛩がみえます。

本殿の神様に向かって一礼をしてから、くぐります。

 

まっすぐ450mにわたる参道「吉備津の松並木」を歩き神域へもよし♪

その際は、参道の中央は神様の通り道「正中/せいちゅう」なので

そこはさけて歩きます。
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桃太郎伝説/温羅伝説 をおさらいし
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少し予備知識もいれて
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北側参道の手水舎

作法にならい手水を取ります(身を清めることで心も洗う)
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 その手水舎のすぐ横にある

 「矢置石(やおきいし)」

伝説温羅(うら)との戦いのとき、大吉備津彦命が矢を置いた石だそうです。

その名の通り、矢を置いた石(笑)
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その伝説の様子みれるようです↓ 


矢立の神事 2019年1月3日 吉備津神社 

毎年正月三日「矢立ての神事」

吉備津彦命が鬼ノ城に住む温羅(うら)を弓矢で放って魔を射る清祓の神事
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さぁ、お参りに参りましょう♪
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お社が北向きにそびえ立つ珍しい神社

 

一般的に北向きは鬼門といわれ、建立しないそうで

日本では珍しい北向きになっているのが吉備津神社

 

なぜ北向きか?諸説あり

◎その方角にはその名の通り「鬼の城」があるからとか

◎出雲に対抗してとか

◎南=太陽=昼=アマテラス信仰ではなく

 北=月=夜=ツクヨミ信仰ではないかとか

 アマテラス 南(太陽)ではなく

 ツクヨミ 北(月)のパワーを頂こうとしたとか

 月読命ツクヨミ)派なの ???

 

アマテラス・ツクヨミスサノオの最も尊い神・三貴子

↓この時、日本の神様でご紹介しています↓

keichan2020.hatenablog.com

 

北向きの神社」には*一宮・*官幣社が多い! 

*一宮(地方の中でも社格の高いとされる神社のこと) 

*官弊社(朝廷・国から幣帛ないし官幣料を支弁される神社)

 

吉備津神社一宮・官幣中社

ちなみに私の大好きな出雲大社官幣大社です♪

そして、もちろん神社格付けランキング一位は 神宮(伊勢神宮

 

余談は尽きませんが

次にすすんでいきましょう↓

 

 吉備津神社の後ろにある標高175mの

吉備中山は

古来より神の山と崇められてきました。

この山にある

巨大な「天津磐座」という神を祀る石や

神域を示す「磐境」があることが

「神の山」と言われる根拠。

 

吉備津神社はこの山のエネルギーを強く受けたパワースポット

特に、拝殿へと続く階段がパワーが強いと言われています。

↓↓↓パワーをいただきます

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↑ 北随神門(重要文化財

チラッとしか写ってない赤い門です^^;)

ここで両脇の(夜目麻呂・日芸麻呂)豪族が

吉備津彦命をお守りしているそうです。

 

(国宝)拝殿までに2つの門があります。

まずは、北随神門をくぐって、もう1つの門
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(国宝)拝殿 見えてきました!
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(国宝)拝殿からの本殿✨
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(国宝)拝殿の写真奥に本殿の正面部分がみえます。

内部は外側から外陣・朱の壇(あけのだん)・中陣・内陣・内々陣と入れ子構造になっていて、内部に向かうにつれて床が高くなっていきます。

さすが国宝✨ 

特異で稀有な神社建築様式ですね!

 

では、参拝しましょう

 

賽銭箱にお賽銭を入れて

(鈴があれば鳴らして邪気払いします)

 

《ご挨拶》 

二礼 二拍手 一礼  (出雲大社は 二礼 四拍手 一礼)

 

 《ご利益》

縁結び・夫婦円満・安産育児・長寿・現金収入UP✨

 

 

(国宝)拝殿へすすむと 

樹齢約600年「大いちょう」
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そして振り返ると

(国宝)本殿✨
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神社は「拝殿」のほうが大きいものだそうですが、

ここは「本殿」が大きいですね
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本殿の注目はまずその屋根。

入母屋造の屋根が前後に2つ並べられてて、上から見たら「エ」の字の形

それを1つの屋根として、全体を檜の皮で葺いています。

他に類を見ないこの建築様式を

『吉備津造り(比翼入母屋造/ひよくいりもやづくり)』といいます。
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本殿を支える巨大な土壇にも注目です。

漆喰で塗り固められており、その様子が亀のお腹に似ていることから

「亀腹/かめばら」と呼ばれています🐢

 

圧倒される大きさに綺麗な傾斜、

どうやって造られたのか当時の現場を見てみたいです( *´艸`)
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全国唯一『吉備津造り(比翼入母屋造ひよくいりもやづくり)』の建築美✨

 

大建築の本殿は京都の八坂神社に次ぐ大きさがあり、出雲大社の約2倍以上の広さがあるそうです。

 

本殿・拝殿は過去2回の火事で焼失しましたが

今から約600年前の室町時代

将軍*足利義満の時代に約25年の歳月をかけて再建されたそうです。

ちなみに、

室町3代将軍:*足利義満といえば金閣寺建立

室町8代将軍:足利義政銀閣

 

比翼入母屋造(ひよくいりもやづくり)に特異な檜皮葺の屋根構造は

大仏様の建築手法が認められているとして、

東大寺の再興に奔走した僧「重源」さんが持ち込んだともいわれています。

 

(国宝)拝殿・本殿」をたっぷり楽しんだら少しブレイクタイム

受付所 御祈祷受付け・御朱印はこちらで

授与所 お守りやお札、参拝記念の受け渡し

おみくじ あなたの運勢はいかに!

 

(国宝)拝殿・本殿 をへ進みます


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一童社 学問・芸能の神様f:id:keichan2020:20201028172326j:image


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そこまでに

祈願トンネルがあります
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受験の際には是非絵馬に!
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合格した際のお礼にダルマさん
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もどりまーす!

(国宝)拝殿まで戻りへすすむと


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(国指定重要文化財)回廊 

 398mもの長さと曲線の美しさ

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重要文化財)南随神門 

 この神社に現存する最古の建造物


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えびす宮 

 商売繁盛・家業繁栄の神様 

 大祭日正月9.10.11日


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(国指定重要文化財御釜殿

 神秘の鳴子神事!

 

回廊右手に伸びた奥

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入口前には鬼の叶えボー
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何故かこちらの御釜殿 写真とっていませんでした。。。

 

 

本宮社 安産育児の神様
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上を見上げれば 桃✨
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他にも回廊沿い

季節ならではの楽しみもあります!

 

4月下旬が見頃の

百花の王 回廊南端

ぼたん園約400株

 

6月下旬が見頃の

七変化の花 岩山宮の山一面

アジサイ園 約1500株 

かなりの息があがる階段でした😅

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滝祭神社


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吉備の中山 遊歩道入口
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本宮社向かい

細谷川 古今和歌集にも詠まれています。

 

真かねふく きびの中山 おひにせる ほそたに川の

おとのさやけさ

 

あの清少納言も、随筆「枕草子」の中で 

山は、小倉山。三笠山。・・・吉備の中山。嵐山。・・・・・

と、都から遠い吉備の中山を挙げているそうです( *´艸`)

 

吉備津神社

まだまだご紹介したいところ満載なのですが 

今回はこの辺で終わります😅

 

参考:吉備津神社公式HP

 

 

さいごまでのお付き合い

感謝♪

 

神社パワー きみに届け✨